4−(1) 境川河口周辺の営巣とねぐら調査

愛知県は旧国名でいう尾張と三河がひとつになってできた県ですが、その尾張と三河の国境を流れる境川の河口周辺ではほぼ1年中セイタカシギが確認されています。しかし、季節によって増減したり繁殖期には姿を見せなくなったり、実態はほとんどわかっていません。環境省のレッドブックで絶滅危惧U類(VU)に判定されているこの鳥の詳しい生態を調べて保護につなげようというのがこの調査の狙いです。
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1 境川河口周辺のセイタカシギ確認数(調査:松村)
※各月のあるエリアまたは全エリアでの1日の最大確認数です。従って各エリアの確認数合計と全エリアでの確認数は一致しません
2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
エリア1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
エリア2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 5 5 14
エリア3 24 27 28 23 0 0 0 0 0 10 25 20
エリア4 1 0 1 6 2 3 4 4 4 14 6 5
エリア5 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 0
エリア6 4 0 0 18 13 3 9 29 27 50 13 0
全エリア 24 27 28 23 13 4 13 29 27 50 30 20
◆考察(2011-3-21)
繁殖期にはつがいの分散(境川河口周辺か、他の地域かは不明)とヒナの保護のために確認数が減り、初秋に育雛が終わるとエリア6に集まり、冬期にはエリア3へ移動して越冬すると考えられます。

2 境川河口周辺のセイタカシギのねぐら調査(調査:松村)
2011年2月から3月にかけて観察。日没前後に1カ所に集まり、日没時刻から30〜40分後に別の場所に移動することが確認できましたが、どこへ向かったかは暗さのため双眼鏡でもわかりませんでした。(2011-3-21)


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