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木曽岬干拓地は木曽川河口左岸にある干潟を
干陸した干拓地です。元々は農地利用を目的とされていましたが、農地としての価値が下がり、放棄されていました。1980年代にここでチュウヒの繁殖が確
認されました。チュウヒは環境省レッドリスト絶滅危TB類で天然記念物のイヌワシよりも数が少ないにもかかわらず、これまで保護活動が進んでいませんで
した。日本野鳥の会三重と愛知県野鳥保護連絡協議会は1993年に農林水産大臣あてにここのサンクチュアリ化を申し入れ、2002年から野鳥生息調査をしています。
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調査によれば、チュウヒは3つがいの恒常的な繁殖を確認しました。そして、この地をねぐらとしてチュウヒの他、ハイイロチュウヒやコチョウゲンボウなどの猛禽類も確認されています。
現在、愛知三重両県はここを運動公園とする計画を策定し、工事が始まっています。三重県は補償措置として干拓地南端57haを保護区として池やヨシ原を造成し、チュウヒ3つがいの繁殖が可能であるとしています。
しかし、生息に広大な面積を必要とするチュウヒにはこれでは足りません。チュウヒの繁殖はここが東海三県で唯一であり、伊勢湾岸自動車道以南全域を保護地域として保存する必要があります。
三重県、愛知県へ要望書を提出し木曽岬干拓地の開発をしないように求めていきます。
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木曽岬干拓地における2002年〜2010年のチュウヒの繁殖数
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年
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営巣数
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繁殖成功巣数
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ヒナ
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繁殖期個体数
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2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
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3
3
3
2
2
2
2
3
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0
3
2
1
1
1
1
2
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0
3
2
2
1
1
3
6
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8
5
5
5
6
6
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ヒナは40日前後で巣立ち
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チュウヒはヨシ原で営巣する唯一の猛禽類
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月1回ですが、日本野鳥の会愛知県支部は同会三重と名古屋鳥類調査会とで県職員付き添いで鳥類生息調査を続けています。
3、4カ所に分かれ、2〜3名づつでチュウヒを始めとした猛禽を中心に早朝8時(夏期は7時)から11時頃まで行っています。
調査に協力していただける方は電話かメールで愛知県支部までご連絡ください。
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