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藤前干潟は愛知県の庄内川、新川、日光川の河口部で名古屋市と飛島村の境界に広がる日本一のシギ、チドリ類の飛来地です。そして、大都市名古屋に残る海辺の自然との共生の場であり、また大きな浄化機能も持ち、野鳥にとってはかけがえのない食糧調達の場でもあります。
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1984年には名古屋市のゴミ埋め立て処分場となる計画がありました。しかし、渡り鳥調査をしていた市民から「藤前干潟を守ろう」という声が広がってい
き、1987年に「名古屋港の干潟を守る連絡会」(現在の「NPO法人藤前干潟を守る会」)が発足。署名活動などにより、名古屋市は計画を縮小しました。
その後も市民運動が実を結び、1999年に名古屋市は埋め立て計画の中止を発表。2002年に770haが国設鳥獣保護区に、うち323haが特別保護地区となり、同年11月にはラムサール条約に登録されました。
国際的に重要な湿地として認められたのです。
藤前活動センター、稲永ビジターセンター、名古屋市野鳥観察館などの施設はどなたでも利用でき、楽しく野鳥の観察や学習ができます。
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野鳥観察館横のモニュメント
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ラムサール条約登録湿地認定証
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チュウシャクシギ
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ミサゴ(準絶滅危惧種)
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ここのハマシギは全国有数の地域個体群
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春に大群になるスズガモ
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春と秋には繁殖地のシベリアと越冬地のオセアニア、東南
アジアとを行き来するシギ、チドリが年間1万羽、ダイゼン、トウネン、ダイシャクシギなど30種が立ち寄ります。夏はダイビングをして魚を捕るコアジサ
シ、チュウサギが見られます。冬にはカモ類、カモメ類、カイツブリ類が越冬し、数千羽のハマシギが飛びながら向きを変える様はまるでダイヤモンドのようで
す。そしてミサゴ、ハヤブサの捕獲場でもあり、ここはレッドデータブック掲載種の宝庫と言えるでしょう。
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日本野鳥の会愛知県支部では「NPO法人藤前干潟を守る会」「藤前干潟協議会」と連携して野鳥の生息のための活動を行っています。春と秋に実施される「藤前干潟クリーン大作戦」でゴミ拾い、交流会、そして干潟観察会にも参加協力しています。
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