オオタカ営巣確認をめぐっての愛知県支部の動き

2月24日 環境影響評価準備書 縦覧開始(意見書受付)
3月 6日 瀬戸市においてアセス説明会(緞帳降りる)
3月13日 連続勉強会(YWCA)「市民アセスについて」−島津康男先生
3月27日 意見交換会(ウィル愛知)オオタカについて準備書の不備を徹底追及
4月 3日 意見交換会(桜華会館) 主に県との交渉 新住問題などを追求
4月 6日 野鳥の会、NACS-J、WWF3者共同記者会見 意見書提出
4月 9日 営巣確認
4月11日 地元の方に監視を依頼 発表の時期をうかがう。調査会社の調査活動活発化
4月24日 第2回連続勉強会(女性会館)「海上の森の鳥類について」−小笠原昭夫先生
4月29日 県がギフチョウ調査と称し、営巣地に踏み込むという情報入手
      抱卵確認 オオタカ密猟バスターズ結成
4月30日 県への抱卵確認の報告 ギフチョウ調査の中止申し入れ
      県、調査の即時中止を受諾 記者会見
5月 1日 推進員来局 オオタカ営巣確認作業の打ち合わせ
5月 9日 定例探鳥会
5月11日 新井氏来名 確認作業最終打ち合わせ(博覧会協会にて)
5月12日 確認作業完了 共同記者会見 オオタカ保護策についての打ち合わせ
      (産業貿易会館)
5月15日 保護策について打ち合わせ(支部事務所)
5月16日 第3回連続勉強会(女性会館)「生態系について」−鷲谷いずみ先生
      署名方針確認
5月17日 申し入れ文持参 4時より県庁内部での会議
5月18日 県より緊急打ち合わせの要請 支部近くのファミリーレストランにて
      深夜におよぶ打ち合わせ(15日より後退した保護策を県が提案)
5月20日 再度の申し入れ(24時間監視体制要求、他)
5月21日 看板かけ作業
5月22日 県、協会、瀬戸市による巡視活動開始
5月24日 海上の森を守る会と署名の打ち合わせ
5月27日 県議会正副議長、各会派へ懇談の申し入れ
      共産党より懇談の受け入れの連絡有り
5月28日 中央省庁めぐり(他NGOとともに)
          通産、建設、環境、林野庁、文化庁
5月29日 「海上の森はなせ貴重か」−森島氏講演
6月 1日 意見交換会の提案 不発に終わる
6月 5日 繁殖のモニタリング調査開始(6月20日まで)
6月 6日 本部小坂氏来名 今後の方針打ち合わせ
6月 7日 県各審議書へ手紙発送
6月 8日 県への要望書
6月 9日 稲熊県議(無所属)はじめ数名と懇談(Ca 21)
6月10日 共産党県議団と懇談(支部事務所)
6月12日 栄で署名行動 シンポジウム森島氏講演
6月13日 定例探鳥会 東京におけるシンポジウムで山本氏講演
6月25日 三輪県議、渡辺県議と個別に懇談
7月 2日 小板遠藤両氏来名、検討会のうち合わせ
7月 3日 県、協会および小板遠藤両氏による、オオタカ調査(営巣失敗を確認)
     オオタカ検討会、記者会見
     オオタカ勉強会(埼玉県より内田氏を招いて)西生涯学習センターにて
     岩垂副会長来名
7月 4日 岩垂副会長海上の森視察についてのうち合わせ
7月 5日 岩垂副会長海上の森視察、国際博協会黒田事務総長表敬訪問、記者会見
     国営公園構想発表
7月17日 岩垂提案をめぐっての支部の態度調整
7月19日 アセス市民の会 岩垂提案に対して否定的雰囲気
7月23日 国営武蔵丘陵森林公園に高垣視察
      『オオタカを守れシンポジウム』で、杉浦氏講演
7月25日 岩垂提案をめぐっての支部の態度調整(視察報告)
7月31日 『守る会』の招きで岩垂氏来名、懇談
8月 4日 オオタカ検討会
      支部役員会 国営公園構想に対しての支部の見解まとまる
8月 5日 5団体にて国営公園問題に対して要望書提出

この経過報告については、筆者が覚えているものだけを列挙したものです。要望書等については他団体とともに限りなく提出しております。書き落としがありました場合、関係の方にお詫び致します。

振り返って

この間は県推進局との当面のオオタカ保護に対してのやり取りに終始しました。推進局ははじめわたしたちに物分りの良いことを言いながら、結局わたしたちの要求の大切なものは何もやりませんでした。24時間監視体制もやらず、ヘリコプターの飛来に対しても他のNGOの要求にしたがって対応しただけで主体的には何もやりませんでした。さらに言うならば、看板の数もわたしたちが要求した看板の3分の1に当たる約80枚におさめてしまいました。愛知県がやったことで評価できることは、今まで何年か万博について海上の森以外の代替地を要求してきたのですが、初めて、海上の森以外の名前も口にすることになりました。これは、アセス法の施行に伴って大変大きな出来事です。そしてその後、オオタカの営巣の失敗が確認されました。失敗の理由がわからないと言うのが、なんとも愛知県として情けないものです。きちんとわたしたちの要求にしたがってオオタカ保護のための対策を行っていれば人為によるものか、人為によらないものかはしっかり判断できたでしょうにわたしたちの要求を無視しつづけたためその大切なことすら答弁できなくなってしまっているのです。
たとえ、海上の森を守ることが出きたとしても、豊かな生態系を豊かなまま未来の子孫に伝えるために、今後市民運動は継続的なかかわりを持つことが求められます。今後とも、皆様のご理解とご協力を心からお願い致します。

(記 愛知県支部 調査研究部 高垣英明)